雑感

　まだ生まれて８ヶ月だった子を抱えての選挙が８年前、 子どもの成長と共にその取り巻く環境も大きく変わりました。
　先般、その子が自宅で学校からのパソコンを広げ算数のオンライン授業を ごく普通に受けている姿を初めて見る機会がありましたが、 社会の変化を感じるほど、 最近「人間力の高い大人に育てるには何が必要なのだろう…」とよく考えます。
　人や社会の可能性を広げる上で今の時代すごく重要なのではないかと思います。
　日本社会がそのようになっているのかどうか、現実的にはどうなのだろうか…
その答えを私は持っていませんが、とにかくそういう世の中でないといけない、 どこかで変えていかないといけない、 その基盤として政治には安心に加え課題に対し答えを探すだけでなく、 答えを創っていく力が必要なのだと思います。
　そういった意味で街を魅力ある存在に進化させるのは難しくてもきっとできる。
　さて、この２，３年はコロナ禍の中、 思うように皆様と接する機会もできず誠に残念でしたが 近年の経験を通じて学ばせて戴く事も多々ありました。
　六十谷水管橋一部崩落による断水の問題やコロナ禍を通じ 市民皆さんの協力無くして行政は迅速な行動をとる事ができない。 その為には日頃からどんな施策に対しても市民の方々から理解を得る努力や、 明確なビジョンを常に示していく事を日々怠っては成らない、 その上で皆様と助け合い困難を乗り越えていく、 本市には「いざ」という時、行動を起こし助け合える市民力がまだまだあります。
　お陰様で、今期で私も市議５期を務めさせ戴きます。
これまで何時いかなる時も本市の明日を考え真剣に取り組む努力をしてきました。
　それはどれだけ時が流れても時代が移り変わっても 決して止める事のない私の本市に対する郷土愛と情熱からです。
　今の状況、先を考えれば不安を感じる事もあるかと思います。
ですが、どんな時も私は皆様と共に歩み本市を元気にするという使命を全うします。
「心身をはたらかせ全力をつくして事にあたれ」陸奥宗光伯のお言葉であります。
　これからも自分らしく周囲の方々のことを 常に思い市議として活力ある街を実現できるよう繁栄と安寧を願い 「新しい和歌山市をめざしてまいります」
　　今後ともご指導お願い申し上げます。